HOME > 新着情報 > オンライン診療

オンライン診療

  • 2018/06/20

オンライン診療とは、スマートフォンのビデオ通話機能などを使って、医師と患者がインターネットでつながって行う診療を指します。2018年度診療報酬改定では、「面診療とオンラインでの遠隔診療を組み合わせた新しい医療を、次の診療報酬改定でしっかり評価する」という安倍晋三首相の発言から1年。異例ともいえる早さでオンライン診療料が新設されました。

今回の改正では、「オンライン診療料」「オンライン医学管理料」などを算定できるようになりました。要件としては、対面診療を原則とした上で、有効性や安全性のは配慮などが求められます。オンライン診療料を算定できるのは、特定疾患療養管理料や難病外来指導管理料、地域包括診療料、生活習慣病管理料など、10種類の管理料や指導料のいずれかを算定している患者となります。

オンライン診療の利用は、診療所を中心に一部の医療機関では既に始まっています。その背景として遠隔診療の適用範囲を「離島、へき地の患者」に限定しなくてもよいと解釈できる事務連絡を厚生労働省が2015年に出したところにあります。

電子カルテ
保険適用により大きく広がりを見せる可能性のあるオンライン診療。ただし、懸念されている点があるのも事実です。
一つは、算定対象にならない患者がおられる点です。慢性疾患の長期管理が必要な患者が対象となりましたが、定期的な通院が難しい勤労世代が対象から外れることとなります。
次に、対象となる管理料などを初めて算定した月から6ヶ月以上経過していることが前提となっております。また、初診の患者にも算定はできません。さらに、管理料を初めて算定した月から6ヶ月間はオンライン診療を行う医師と同一の医師が毎月対面診療を行っている(または直近12ヶ月以内に対面診療を6回以上行っている)ことが求められます。

オンライン診療の保険適用範囲の拡大は今後も検討が続くと予想され、様々な検証事業や自由診療でも行われると見込まれます。この先オンライン診療がどれほど広がるのか、医療現場側がどれだけ有用性を示せるかにかかっていると言えそうです。




弊社では、医療機関のICT化のお手伝いを全力で行わさせていただきます。
特に電子カルテレセコン、クリニックはもちろん病院様へも豊富な導入実績が数多くございます。その他、精神科向け電子カルテWebyや、レセプトチェックソフトMighty Checker Cloudも好評です。

電子カルテ、レセコンの導入から安定稼働に向け、担当スタッフが全力で取り組みさせて頂きます。
↓資料請求はこちらから↓

お問い合わせ